あやまほし

観劇・体験レポとエッセイ

生きるツールとしてのフーリエ変換

私、数学めちゃくちゃ苦手だしテストで赤点取りまくってたけど、だからこそ数学が好きな人とか研究している人に興味持つし憧れがあるのね。

そして、人生とか幸せについて教えてもらったりすると、わりと数学を使って話してもらえることが多くて、この世の多くの事柄は数学で表すことができるんじゃない?て思ってさらに興味持つようになったの。

そして、激ヤバカッコいいサウンドクリエイターのゆーじん(Instagram:@poropiore)さんがフーリエ変換という波の合成の数学的手法を教えてくれて、面白いなあ〜と思ったのね。フーリエ変換とは、厳密に言うと違うかもしれないけど、めちゃザックリ言うと複雑な波の形を簡単にする事である。

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グラフの右から左のように。(※1)

とある数学を研究している人が「音楽もフーリエ変換なんだよ」って教えてくれて、多くの人に愛される曲や美しいメロディーを作り出せるアーティストって、本人は自覚せずともフーリエ変換が上手い人なんだ!って閃いて楽しかった。音も波なので。

そしてふと、感情もフーリエ変換できるのでは?と思いついた。私は喜怒哀楽が大きく出るタイプで、それが良いとか悪いとかの話は置いといて、怒りのエネルギーって結構重たくって、出した自分も出された側も消耗が激しいのね。瞬間的に怒りの感情が湧いても、(でも相手もいっぱいいっぱいな時だったかもなあ)とか、(もう少し伝え方を変えたら良いかなあ)とか、自分の中で突発的な感情を解析していけばトゲトゲじゃなくなって、まぁるくなって軽くなるかなあって。その作業こそがフーリエ変換なんだ!って思った。

でも、何に対しても穏やかになってしまうのはつまらないから、爆発する感情は芸術や文化に昇華させて、対人(ひと)においてはうま〜くフーリエ変換を持ち出して、感情の出し方の使い分けができるようになったらもっと生きやすくなる気がする。「自分、フーリエ変換もできるっす」みたいな。こうやって、自分の人生というダンジョンで最高の"あがり"方するためのワザを身につけていこう。人生ゲームってほんとうまく言ったもんだよなあ。商標登録された固有名詞であるとともに、「人生、ゲーム。」という格言でもある。

(※1) https://ja.m.wikipedia.org/wiki/フーリエ変換

↑上手くリンク貼れないのダサくて恥ずかしい〜。エンコード?しても結局飛べなくてカッコ悪い〜。